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FUJIFILM Finepix S1Pro

2019-01-01

FUJIFILM Finepix S1Pro

Nikon F60をベースに、富士フィルムが独自開発設計のハニカムCCDを搭載した、デジタル1眼レフカメラです。Nikonボディベースの富士フィルム製デジタルカメラは、これよりもかなり前から開発発売されて来ていたのですが、一般的な価格で一般ユーザーを対象に発売されたのは、これが最初のモデルとなります。

JPEG出力しかなく、RAW出力は非対応でした。画質は当時としては結構いい方だったと思いますが、フィルムに比べるとまだまだで、ダイナミックレンジも色再現性も乏しかったです。

新品同様中古を、後日店員さんが安くし過ぎたとこぼすくらいに安くして貰ったので、買いました。本当はOlynpus E-20を買うつもりで店に行ったのですが。その店員さんがNikon好きで、Nikon嫌いの私に何がなんでもNikon-Fマウントカメラを買わせたかったらしいです。結局その店員さんの思惑通りに、Nikonユーザーになってしまいました。
これを買った時は、後継機のS2Proが発売された直後で、それから1年してS2Proの値段がこなれて来た時に、S2Proへ乗換の下取りに出しました。

使い方としては、ポラ代わりでしたね。まだメモリカードの容量も少なく、JPEG出力でもフィルム数本分程度の枚数しか撮影できませんでしたから。バッテリーの保ちもそれくらいでしたし。

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FUJIFILM Finepix S2Pro

2019-01-01

FUJIFILM Finepix S2Pro

ベースモデルがNikon F80になり、画素数も600万画素(ハニカムの補間処理で1200万画素)と大幅に増え、RAW現像にも対応しました。正にProというモデル名になり、APS-Cサイズのデジタルカメラでフィルムに置き換えられる画質を実現したのは、これが初めてなのではないかと思います。

S1Proよりはボディの質感は上がりましたが、中級カメラベースなので、その質感をそのまま引き継いでいます。しかし画質は飛び抜けていたので、その差が何とも違和感がありました。
それと連写が効かないのが欠点でしたね。それとニッケル水素電池が使えなかったこと。お陰で電池代が掛かって仕方がありませんでした。単三とCR電池の2種類を必要としましたし。

まだ富士フィルム独自のダイナミックレンジ拡張の機能が出る前でしたが、某誌の計測による実効ダイナミックレンジは、当時のデジタル一眼の中でもトップクラスを実現しており、画質では価格が倍以上の他社機と同等以上の結果を出しています。

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FUJIFILM Finepix S3Pro

2019-01-01

FUJIFILM Finepix S3Pro

S2Proと同じくF80をベースにしていますが、この機種から富士フィルム独自のダイナミックレンジ4倍拡張機能が搭載されました。

しかしこの拡張機能は、ISO1000以上だと自動的にキャンセルされるのですよね。カタログには何も書いていなくて、取扱説明書の隅っこに小さく書かれていただけらしくて、ずっと気付かずにいて、RAW現像する時に全然広くなっていないぞと悩んでいました。

拡張機能なしでも、ISO1600くらいまでなら低ノイズで、夜景やライブ撮影はかなり楽になりました。

またCR電池が不要になって、単三だけで使えるようになった上、ニッケル水素電池対応になり、電池代の負担が少なくなりました。

連写が効かないのは、S2Proと同様です。

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FUJIFILM Finepix S5Pro

2019-01-01

FUJIFILM Finepix S5Pro

ボディベースがNikon D200になり、(途中からですが)バッファーメモリ容量が拡大され、デジタル一眼レフカメラとして、かなり機能性を高めて来たモデルです。
操作的な質感がかなり向上しましたし、高感度画質も大幅に上がってISO6400でも十分な画質が確保できるようになっています。

しかしこれが発売された頃は、EOS 5Dが発売され、1年後にはNikon D3が発売され、高画質デジタル一眼レフはフルサイズへと移行していく時で、S5Proは値段的にも性能的にも中途半端なものになり、富士フィルムの一眼レフデジタルカメラは、結局これが最後になってしまいました。

私もEOS 5Dの滑らかな階調再現性をみて、APS-Cサイズは駄目だと感じ、最終的にD3の下取りとして処分してしまいました。以来、APS-C デジタル一眼レフは購入していません。

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Nikon D2H

2019-01-01

Nikon D2H

別名マシンガン。超高速連写が可能で、そのシャッター音は、モデルの子達が一撃で陶酔に落ちてしまう程の魅力があります。撮影者も思わず薬師丸ひろこ風に「快感...」と呟くという話もあります。

画素数は400万画素で、CMOSセンサーのため、画質は最低感度でも結構ノイジーでした。
しかしNikonの1桁モデルなだけあって、ボディの質感は最高レベルで、フェザータッチのシャッターは大変素晴らしい感触です。

結局のところは超高速連写ができるという以外には、何もいいところはなかったのすけどね。画質が酷かったので、すぐに処分してしまいました。
Nikonのオンラインショップで、製造中止後に激安の処分価格で出ていた新品を買いました。これはかなり安かったみたいで、オンラインショップに出てから1日と経たずに売り切れました。

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Nikon D1X

2019-01-01

Nikon D1X

Nikonの画質重視デジタルモデルです。
とはいえ、実際に買った時は製造中止後で、当時としては差ほど画質はいいとは言えませんでした。
連写もあまり効かず、バッテリーも持たないため、ほとんど使わず終いでした。

撮影会でこれを使っている人がいて、貸して貰ってシャッターを切った感触は非常によかったのと、その方やネットでの画質評価は「D2Xよりこっちの方が、階調再現性がいいから、ポートレートを撮るならD1X」とのことだったのですが、S3ProはおろかS2Proにも全然及びません。
D2Hの画質のあまりの酷さに閉口し、S3Proの連写の効かなさに閉口し、画質と連写の両立を求めて、オンラインショップに在庫処分で出ていたのを買いました。D2Hと違ってあまり安くなかったのですけどね。おまけに買ったタイミングが最悪で、ポチった12時間後にD200が発表になりました(泣)

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Nikon D3

2019-01-01

Nikon D3

Nikon初のフルサイズ一眼レフデジタルカメラです。
画質、連写性能、質感、どれを取っても最高レベル。値段も最高レベルですが、その価値は十分にあります。

これが発表される前は、好きなフィルムが全滅し、APS-Cにはどれも満足できず、もう写真撮影を趣味にするのは止めようかとまで思っていたくらいでした。が、発表会で試写してプリントアウトを見て、これは絶対買わねばと決心し、その足で行き付けのカメラ屋さんに行って予約をしたくらいです。
結果、大満足で、もうフィルムは要らないと思いました。D3Sの下取りに出しましたが、D3がデジタル写真に取って、エポックメイキングなカメラであることには変わりません。動画や高感度撮影が不要な方は、中古のD3がお奨めです。

ファンダーの見やすさは、フィルム時代からのNikon1桁のよさを引き継いでいますが、視野率100%、ハイアイポイント、視度調整付きとてんこ盛りのせいか、倍率は0.7倍くらいで、RTS-IIIよりちょっとましかなという程度です。

なので、Nikon純正のマグニファイングアイピース DK-17Mを装着し、SONY α900用のフォーカシングスクリーン<Mタイプ> FDA-FM1AMを削って装着しています。

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Nikon D3S

2019-01-01

Nikon D3S

D3のマイナーチェンジモデルです。
常用最高感度がISO6400からISO12800と1段アップですが、実際のノイズ&階調性からいうと、D3のISO3200とD3SのISO12800が同等レベルで、実質的には2段アップです。
動画撮影機能も追加されています。バッファメモリの容量もアップされ、連写枚数が増えています。

そんな高感度使うことなんかないだろ!という人が多いですが、それは照明がちゃんとした環境でしか撮影したことない人でしょう。
最近は京都・奈良などでは、夜間ライトアップが頻繁に行われていて、夜景撮影をする機会が増えていますが、三脚禁止のところが多いです。こういう時に撮影をしようと思うと、このD3Sの超高感度特性は非常に助かります。これ以外のカメラで撮影しようと思ったら、禁止の三脚を立てて撮影しなきゃならないのですから。
またライブ撮影でも、D3SにしてからはF値が暗いがズーム比の大きいレンズが使えるようになり、フレーミングの自由度が広がりました。ドラムなどのあまりライトの当たらないメンバーもきちんと撮影できるようになりました。
D3Sの高感度は無意味なものではなく、今まで撮れなかったものが撮れるようになった、極めて実用的なものです。

動画機能については、私は使用していませんが、最近の雑誌などでの撮影ではスチルとビデオを同時に撮影する依頼が多いそうで、プロカメラマンに取っては同じ機材でスチルとビデオが撮れることは、機材運搬が容易になることから、非常に有用なのです。

これ以上を望むとすれば、メモリカードへの書き込み速度を向上させて、連写枚数をもっと増やして欲しいということでしょうか。最高連写速度にすると、5秒くらいしか撮影できませんので。
後は動画フォーマットをフルHD対応にして貰うくらいか。

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Nikon COOLPIX P500

2019-01-01

Nikon COOLPIX P500

お気楽撮影用にコンパクトなカメラが欲しいなと思い、超高倍率ズームに惹かれて買いました。
倍率が高いだけでなく、広角側が35mm換算で22.5mmというのも魅力です。(高倍率ズームだと広角側は35〜40mm程度からのが多いし、最近でも28mmくらいがほとんどで、たまに24mm〜があるくらいでしょう)
画質はまあまあなのですが、ズーム比が大き過ぎ&電動ズームのレバー操作反応遅いため、うまく調整ができず。
大きさも小さいけどポケットに入る程でもなく、どうにも中途半端で使いずらくて、ほとんど使わず終いです。

夏休みで遊びに来た甥っ子が、デジカメ貸してというのでこれを貸してあげたら、甚く気に入って、結局そのまま持って帰らせました。本格1眼レフを使ったことのない人には、非常に使いやっすくていいカメラなんだと思います。

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